ビジネスの使命感(管理職補佐社員編4) [ライフプラン]
これまでの記事で、「管理職(業務)の予行演習」と書いたが、この段階でマネジメントを学ぶことが重要となる訳であるが、そもそも、よく言われるマネジメントとは、なんだろうか?
マネジメント論で有名なのは、やはり、ピーター・ドラッカーではないだろうか?
私も、はるか昔の学生時代(今から35年ほど前)に経営論を学んだが、当時はドラッカーではなく、記憶にも残らない著者の教科書で講義を受けたのではなかっただろうか。。。
話をドラッカーにもどすと、ドラッカーのマネジメント論を解説すると、コピペになってしまう恐れがあるので、ポイントのみ記載し、2つほどの書籍を紹介するので、詳しくは、その書籍を読んで頂きたい。私も、この2冊でマネジメントを勉強したが、なんと、日産自動車株式会社の取締役副会長(このブロク記載時点)志賀俊之氏が、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を 読んだら」を勧めていたのは驚いた! 是非、少なくとも「もしドラ」は読んでおくことを、強くお勧めする。
さて、ドラッカーのマネジメントのなかで強く印象に残っているのは、「仕事は顧客を創造するためにある」(だったと思うが)であり、最初に、顧客を強く意識している点が、マネジメントという言葉の印象から、大きく乖離していると感じた点である。 また、ドラッカーは、次の5つの質問を投げかけ、マネジメントのあり方を考えるように促している。これは、予行演習の層だけではなく、Topマネジメント層を含めて、常に回答を用意していなければならないと思う。自虐的かもしれないが、かつて課長や部長だったときに、この5つのうち、ひとつも回答できなかったと反省している次第である。
1)我々のミッションはなにか?
2)我々の顧客は誰か?
3)顧客にとっての価値はなにか?
4)我々の成果はなにか?
5)我々の計画はなにか?
具体滝な学習内容や、どうやって自分自身を磨いたらいいのかは、次回に説明したい。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎 夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)
- 作者: 岩崎 夏海
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/11/28
- メディア: 文庫
チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
- 作者: P・F. ドラッカー
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/09
- メディア: 単行本
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