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ビジネスの使命感(中堅社員編12) [ライフプラン]

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中堅社員編も長くなってきたので、まとめに入ろう。

中堅社員の役割は、5〜10年ほどで積み上げてきたスキル・経験・顧客を含めた人間関係(人的ネットワーク)などを駆使し、ある範囲の仕事を任せられ一人前に成果を出し、後輩の面倒を見る程度の指導ができることであり、これに異を唱える者は少ないと思う。特に、前者の「ある範囲の仕事を任せられ一人前に成果を出し」については、これができなければ、中堅社員と言えないと言っても過言ではないだろう。

ポイントは、「後輩の面倒を見る程度の指導ができる」ことの、程度やレベル感が問題だと思う。前回の中堅社員編11 http://salaryman-hiro.blog.so-net.ne.jp/2015-11-27 でも書いたが、無理せず負担に感じることのない範囲で、

・声をかけ、仕事で困ったことはないか、あるいは雑談でもいいから話を聴く
・できれば、インフォーマルな場、飲み会や休日の遊びやスポーツなどのレクリエーションといった友達付き合いで、ストレスを発散させる
・後輩にも家族や仲間がいて、その人たちを支え支えられていることを認識する
・お互いを知る、知ろうとすることで、チームビルディングが、結果的に図れる

ことでいいと思う。

大事なことなので、繰り返すが、面倒を見る程度の指導ができればいいのである。難しく考えることはない、面倒を見るという行為やプロセスを行うだけでいい。結果責任は求めないし、求めてはいけない。

2015.11.27 チームビルド.jpeg

中堅社員にとって、このタイミングは将来のキャリアを決定するといってもいいほど、大事な時期である。スキルを拡大・向上させたり、人的ネットワークを構築し信頼関係を築き、大きな仕事を任され立派にやり遂げるなど、様々な仕事や課題が任せられるのもこの時期である。

しかし、組織の階段をあがるにつれ、チームワークで仕事をすることの重要性を理解し実行できないと、組織の上位層に昇格した時に、最悪の場合、パワハラで部下達を使い物にならなくさせてしまう可能性があるので、中堅社員の方々には、「人を知り知ろうとすることでチームビルドする」ことの重要性を、スキルを磨くことより強く念頭において欲しいと思う。



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