ビジネスの使命感(新人キャリア編2) [ライフプラン]
前回に続き、ビジネスの使命について触れてみたい。
56歳にもなった私が、この歳になって使命感を持たなければならないと感じ始めた理由についても述べてみたいと思う。
前回のこブログにも書いたが、入社して5年目くらいまでは、社会人として慣れることに精一杯だったと記憶している。当時は、体育会系人材が重宝される全盛期だった(と思われる)ので、いわゆる、尖った人材よりも協調性がある若手であることが望まれ、人付き合いは、苦手ではなかったものの、それほど得意ではなかったので、一つ上の先輩の明るさやユーモラスなコミュニケーション能力に、憧れもし、嫉妬もしたのを覚えている。
こうして「協調性」を求めるあまり、キャリア目標やどのような人物になりたいかなど、戦略・戦術が欠如し、なんとなく忙しい日々を送っていたことを記憶している。
決して可愛がられるタイプでもないのに、可愛がられようとして振舞うから、上司にとってみると鬱陶しい(うっとうしい)若者だったのではないだろうか?スキルを磨くこともなく、今なら、PCスキルや英語力を磨くようなチャンスが多々あるが、当時は、英語を学んでも使うチャンスがほとんどないので、学ぼうともせず、PCもプログラム言語を学ぶ程度の機種しかなく、教育係のペイペイだった私は、通信教育の手配を行い、数回の講座にレポートを出しただけで、異動になってしまった。
約1年半の販売出向、これは、飛び込みセールスを含め、縁もゆかりもない地域で営業活動をやり、ほんの数年前までは、自分のキャリアには全く役に立たない時期を過ごしてしまったと悔やんでいたが、今思い返せば、この時の経験が、完全ではないが人見知りする癖を矯正した感がある。当時のお客様やセールスの仲間たちのことを、今でも覚えており、数名とは年賀状交換や、数年に一度くらい電話のやりとりを行っている。長い人生、何が役に立つか、分からないものである。
話を元に戻そう。
販売出向の任期(1年半と決められていた)が終わり、本社へ復職した私は、カルチャーショックに襲われた。会社内のパワーバランスが激変していたのである。
2015-11-18 09:50
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