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ビジネスの使命感(新人キャリア編3) [ライフプラン]

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新人キャリア編2の最後では、会社内のパワーバランスが激変したところで終わったが、どういうことなのかを説明したい。

実は、出向に出る前は、労働組合がとても強く、労使協調とは名ばかりで、経営の根幹に関わるところにまで労組の承諾・拒否権が及んでおり、人事に関わる役職任命や異動などだけではなく、中長期の事業戦略に関わる内容にまで、労組の承諾が必要な会社であった。
新人君の私は(もちろん組合員)、労組の提案に対し質問をしたところ、同じ課の先輩に個室へ呼び出され、
「なぜ、あんな質問をするのか?」
「組合をなんだと思っているのか?」
など、今でいえば、パワハラに相当するほどの仕打ちを受けた。

2015.11.18 怒られている.jpg

思い出したが、新入社員教育が終わり、配属された際も、所感文に書いた(当時は手書きレポートであった)「を」の字が読めないと、オフィスの響き渡るように、当時の課長に1時間くらい怒られたこともある。パワハラが当たり前の時代だったのであり、よく言えば、これが訓練となり、精神的強さを鍛えられたとも言えるが、単なる腹いせとも受け取れる。
(私自身は、後者だったと思う)

さて話を戻そう。

出向前には、社員のほぼ全員が労組の考え方に立った思考・態度だったのに、出向から戻ってみると、真逆の状態となり、労組側に立った社員たち(管理職も平社員も)は、干されてしまったのである。

あの、私を罵倒した先輩社員も、「今の労組はおかしい。組合は正常化すべきだ。」などと言う始末である。この時期、正直言うと、私は人間不信に陥ってしまった。この先輩もサラリーマンだから仕方ないのかもしれないが、当時、個室に呼び出されたときは、2時間以上も説教され、終わりそうもないので、嘘泣きして許してもらったほどである。

入社5年ほどは、このような激動の時期を過ごしてしまい、自身のキャリアに役立った部分といえば、セールス活動で人見知りが、少し減った程度であろうか・・・。



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