株式投資法 資金管理 [投資]
前回のブログでは、私がどのような考え方で、どのように株式投資を行っているか、その概要を書いた。
1)資金を決める
2)銘柄を決める
3)過去2年間の値動きを記録する
4)練習売買を行う
5)分割売買を行う
ここでは、1)資金を決める について、細部を細くしてみたい。
私は、株式投資=ビジネスだと考えているので、最初に資金を決めて調達するところからはじめる。
ビジネスをはじめる方で、資金を決めない方はいないであろう。
私が、最初に行った株式投資では、400万円を投資資金と決めて、某ネット系証券会社に預けたが、その根拠を示してみたい。
私の場合、2)の銘柄を決める に関係するが、一株200〜300円くらいの低位株と呼ばれる銘柄を選ぶので、売買単位が1000株の銘柄が多いため、最低の売買を行うにも、20〜30万円の資金が必要になる。
私の場合、1万株を上限として売買するので、200〜300万円が必要になる計算だ。
では、なぜ400万円を、利子もつかない証券会社の口座に預けるのか?
答えは、「安心感」である。
相場の世界で、「満玉張るな」という諺があるが、手持ち資金を全て投じると、焦りが生まれる。相場を行う際には、この焦りが禁物で、余裕が必要なのである。
このため、資金は常に余らせており、私の場合は、最大でも、手持ち資金の80%程度までしか使わない。いや、いつも動かしているのは、50%ほどである。
残りの20〜50%は、焦りを生まないための安心料である。
また、400万円を調達する際には、手持ちの貯金全てをつぎ込んではいけない。手持ち資金の50〜80%に留めるべきである。
特に初心者の場合は、損が重なる場合があるので、50%を超えないほうが良いと思う。
また、あまりに少ない資金では、練習売買程度までは問題ないものの、5)分割売買 で1万株程度を売買して、利益をのせる方法に進む場合は、銘柄にもよるが、少なくとも300万円は準備した方がいい。
繰り返すが、最初の練習売買でも、損が発生することは十分ありうるので、損が出ても焦らないだけの資金が必要なのである。
20万円しかなくて、1万円損するのと、200万円持っていて1万円損するのとでは、心への影響度合いが違うのである。
ややくどくなったが、最初が肝心と思うので、資金の重要性を説いた次第である。
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