株式投資法 [投資]
資産形成を目指している私が、主要な柱にいているのは、これまで述べてきたとおり、海外で比較的高い利率(利回り)の金融商品に、複利とドルコスト平均法を利用し、長期間の積立てることである。
この海外長期積立ての他に、日本の株式にも投資している。意外に思われた方もいるかもしれないが、日本の銀行に預けるよりは利回りがいいので、サブとして位置づけている。
ただし、新聞や雑誌の投資情報には目もくれず、現在のところ、1銘柄だけを売買している。
「売買」と書いたのは、長期海外積立投資と異なり、比較的短期で(3ヶ月〜1年)売りと買いを行っているからである。
基本的な売買方法を記しておこう。
1)資金を決める。
500万円ほどの資金を決めて、証券会社に預ける。資金を決めないと、売買に上限が無くなってしまい、損が膨らむ可能性があるので、上限を決めることは重要である。
2)銘柄を決める。
資金同様に重要な項目であり、私の場合、ファンダメンタルズではなくテクニカル投資なので、銘柄を絞って、その値動きを追うのである。絞り方は、後ほど述べる。
3)過去2年の値動きを記録する。
値動きの記録は、終値だけで十分である。ノートに手書きで終値を記載し、更に、A1サイズの大きなグラフ用紙に、その値動きを棒グラフで記載する。こうすることで、感覚で値動きがつかめる。
4)練習売買を行う。
決めた銘柄の練習売買を行う。「売り」からでも、「買い」からでも良いが、売買になれていない方は、「買い」からのほうが心理的に楽である。この練習売買は、売買の最低単位で1単位行い、値動きを見ながら、手仕舞いの売買を行う。買った場合は売り、売りから入った場合は買うことで、手持ちを「0」にする。
5)分割売買を行う。
練習売買で値動きの感覚をつかめるようになったら、分割売買を行う。例えば、値動きを見て、買いから入る(値が上向く)なら、最低単位を買い、見込みどおりなら、買い増す。
この買い増す単位は、最低単位または、その2倍くらいが、精神的に楽である。
このように、自分で売買のルールを決めて、その範囲内で行うことが重要である。
新聞や雑誌で、銘柄を選ぶのは、愚の骨頂と言わざるを得ず、なぜなら、儲かるならば、黙って自分の資金で売買するはずだから。
次回から、それぞれの理由や具体的方法などを記載していきたい。
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