株式投資法−値動きの記録 [投資]
繰り返すが、私の株式投資方の概要は、以下の5点であるが、今回は、「3)過去2年間の値動きを記録する」について書いてみよう。
1)資金を決める
2)銘柄を決める
3)過去2年間の値動きを記録する
4)練習売買を行う
5)分割売買を行う
私の株式投資方法は、いわゆる「テクニカル」と呼ばれる方法で、もう一方の「ファンダメンタルズ」は行っていない。
テクニカルとファンダメンタルズについて簡単に触れておくと、
・テクニカル:値動きを見ながら売買すること
・ファンダメンタルズ:業績データを基に売買すること
となる。細かい説明は省いたが、もっともシンプルに説明すると、上記のようになる。
私がテクニカルを採っているのは、判断すべきデータが限られ、迷いが少なくてすむからである。
ファンダメンタルズは、膨大な財務会計データを読みこなさなければならず、割安・割高の判断がつかないので、あきらめたのである。
その点、テクニカルは、判断すべきデータは値動きのみであるので、ファンダメンタルズに比較して、迷うことが少ない。
もちろん、テクニカルでも迷うことはあるが、判断材料であるデータが、過去の値動きのみであるので、限られることから、即決できるのである。感覚で売買するといってもいいかもしれない。
さて、前回のブログで、銘柄を2〜3に絞ると書いたが、この2〜3に絞った銘柄について、日々の終値のみを、
1)A4サイズのルーズリーフのノートに記載する
2)A0またはB0サイズのグラフ用紙に、折れ線グラフを書く
のである。判断材料となるデータは、この2つのみ。
最初は、2〜3に絞った銘柄について、過去2年間の終値をノートに記載し、グラフに折れ線グラフを書くのである。
目的は、これで値動きの感覚を得ること。
これら二つのデータに、その銘柄の業績や、移動平均線などを加味してはいけない。
あくまで、判断材料のデータは、シンプルにすべきである。
「こんな方法で儲かるのか」と疑問がわくかもしれないが、儲ける方法は、冒頭に書いた4)と5)にある。
相場を行ううえで、もっとも危険なのが、「迷い」であると確信しているので、この「迷い」を排除するため、判断材料のデータを絞ったのである。
タグ:株式投資法
コメント 0